お尻の痛みやしびれが出る3つの原因

お尻の痛みやしびれが出る3つの原因
ロードバイクに乗っていてお尻の痛みやしびれに悩まされる方は多いと思います。

今まで何度かお尻の痛みやしびれを改善させるために、サドルのご紹介をさせていただきました。

それでもお尻の痛みやしびれが改善しない、そういった方も多いのではないでしょうか。

実はわたしもその1人でした。

わたしがそうだったのですが、お尻の痛みやしびれが出るのはサドルのせいだ、サドルを変えれば解決する、と考えてはいません?

たどりついた結論は、サドルを変えれば必ずしも痛みやしびれが治るわけではない、ということです。

お尻の痛み、しびれはサドルが合わないこと以外に下記の理由が考えられます。

  1. ポジションが合っていない。
  2. 体重がサドルに乗ってしまっている。
  3. サドルが固い、しなりがない。

今回は上記について説明していきます。

ポジションが合っていない。

たとえば、ロードバイクの乗った時の姿勢が前傾姿勢になりすぎて尿道を圧迫してしまっていたりしませんか?

または、身体を起こしすぎていて坐骨だけで乗ってしまっていませんか?

ロードバイクはよく”骨盤を立てて乗る”と言われます。

わたしは骨盤を立てるというのがどういう意味が全然理解できませんでした。

そんなものレントゲン撮ってみないとわかりません…。

かんたんに説明しますと、直立して立っている状態より身体を少し前傾させた状態にすると、骨盤が立つことになります。

尿道と左右の坐骨、この3点に均等に体重を乗せるようなイメージです。

わたしのおすすめサドルポジションセッティング方法は、立っている時にサドルを股間におしあてて探ってみることです。

どこかにしっくりくる箇所があるはずです。

体重がサドルに乗ってしまっている。

サドルを変えてもポジションをセッティングしてもまだ痛みが出る。

その場合は体重がサドルに乗ってしまっているせいだと思われます。

かんたんに言ってしまえば、ロードバイクに乗る身体が出来上がっていないということです。

ご存知の通り、ロードバイクのサドルは細くて固くて小さいです。

あんなサドルに全体重を乗せて座っていたら痛くなるのは当然です。

そうならないように、常にペダルを踏み続けることです。

つまり、ロードバイクのサドルは座るものではなく支えるもの、体重はペダルに乗せるものなのです。

サドルを交換したら3ヶ月は使え!とおっしゃる方がいますが、このような意味も含められているのだと思います。

サドルが固い

初心者が上級者が使うようなパッドなしのカチカチサドルを使うと痛みが出やすいです。

たしかによくサドルはパッドではなくポジションだ、などと言われますが、初心者の場合これが必ず当てはまるとは限りません。

もし、ロードバイクを購入したばかりで標準で付いているサドルで痛みが出るようであれば、ほぼ間違いなくロードバイクに乗るたの身体が出来上がっていないせいです。

やわらかいサドルにしても解決しない場合が多いです。

まずは3ヶ月だけ標準のサドルを使ってみてください。

いきなりサドル交換から入ると、10個20個とサドルを交換した挙句、ロードバイクが嫌いになってしまうかもしれません…。

おわりに

お尻の痛みやしびれは多くのサイクリストの悩みだと思います。

サドル沼にはまってしまう方もわたしはたくさん見てきました。

そのあげく、ロードバイクが嫌いになりやめてしまう人もいました。

それは非常に残念ですね。

最初はつらいですが、ポジションに注意し、身体を鍛えることが大切です。

わたしは今では標準装備のサドルを愛用しています。

いろいろ試しましたが、身体が出来上がってしまえばどんなサドルでも痛みやしびれは出なくなります。

むしろ標準装備のサドルのほうがポジションを限定されず使いやすかったりします。

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