ロードバイクに乗るには、よく”骨盤を立てる”なんて言葉を聞くことはないでしょうか?
わたしは始めたばかりのころ、よく”骨盤を立てろ!”、”骨盤を立てて乗るんだ!”と言われたものです。
しかし、骨盤を立てるなんて日常生活では使わない言葉ですし、どうやって立てるのかわかりませんよね。
そもそも自分の骨盤が立っているか寝ているかなんてレントゲンでも取らないとわかりません!
骨盤を立てるとはどういうことなのか、今回はこのご説明をします。
骨盤を立てるとは、骨盤がまっすぐに立つことを意味する
地面に両方の脚で直立した時の状態になります。
だからといって、ロードバイクのサドルに乗った時、サドルに垂直に座るわけではありません。
ある程度角度が前向き、前傾姿勢になるはずです。
ロードバイクに対して少し身体を寝かせる、これで骨盤が立つ姿勢になります。
角度については個人差があると思いますが、これが基本です。
骨盤が立つ位置の確認方法
正直なところ、これでもわかりづらいですよね。
骨盤が立っている状態を確認するには下記手順を試すのが良いです。
- ロードバイクのサドルを外す。
- 地面に対して直立した状態でサドルを水平に股に押し当てる。
- 股とサドルがどの点で接触しているか記憶する。
サドルと左右の坐骨と尿道部分の3点がバランスよく接するポイントを記憶すると良いです。
その3点がバランスよく接する箇所でロードバイクに乗ると、割とお尻の痛みやしびれといった症状がよくなります。
それでも症状が出る方はまずは身体を支える力、体幹を鍛えてみることをおすすめします。
体重がサドルに乗ってしまっていることが考えられます。
おわりに
骨盤を立たせる、などと人は簡単に言います。
実際のところ、この意味がわかっている人はどれだけいるのかナゾです。
とにかく大切なのは骨盤の立たせ方といった言葉の話ではなく、どのようにするのが適切なサドルの乗り方になるのかということです。
適切なサドルの乗り方、それはサドルと左右の坐骨と尿道の3点にバランスよく体重を乗せることです。