わたしはcannonadeのCAAD10に乗っています。
このロードバイクはアルミフレーム最高峰のとも言われていますね。
とても軽量であり、エントリーグレードのカーボンロードバイクであれば、性能はCAAD10のほうが上だと思っています。
一般的にアルミフレームの場合はカーボンフレームよりも重量が重いものが多く、レースなどでは不利とされています。
しかし、このCAAD10はアルミフレームでありながらもレーシングバイクとして位置付けられています。
軽量アルミフレームはしばしば耐久性が低いといった意見を見かけます。
はたしてそうなのか?
今回はわたしがCAAD10に乗ってみた結果を考察してみたいと思います。
軽量アルミフレームだが破断する予兆なし
わたしのCAAD10は2012年モデルです。
つまり、出来上がってから7年経過しています。
アルミフレームの寿命は4年と言われることがあります。
ということはわたしのCAAD10はもう寿命ということでしょうか…。
ショップの人に確認してみました。
これもまたよく言われることですが、アルミフレームが”やれる”というやつです。
かんたんに言えば、アルミフレームを酷使して剛性が落ちてしまうということですね。
この”やれ”についてもわたしは全然感じていません。
結果、年数ではなく走行距離で考えたほうが良いとのことでした。
走行距離で6万kmは走れるということと、6万km走るまではフレームが劣化して剛性が落ちることも感じないだろうとのこと。
実際に使ってみて片道15km、往復30kmのロードバイク通気をしていますが、今の所壊れるような、破断するような予兆は一切ありません。
さらに追加でcannondaleの正規代理店にも確認してみました。
結果、フレームは一生モノです、との回答。この回答からして寿命が4年ということもないし、6万kmを超えても大切に扱っていれば破断するようなことはないでしょう。
軽量アルミフレームは耐久性の劣化も想定して作っているのでは?
よく軽量アルミフレームは耐久性が〜、おいしいところがすぐに終わってしまう〜、などと言われます。
わたしはそれなりに長いこと使っていますが、そのように感じることがありません。
そしてわたしがたどり着いた結論は、そもそも軽量アルミフレームは劣化も計算に入れて作っているのでは?ということです。
アルミフレームが劣化してジオメトリが少し変化したり、しなりのないフレームが少ししなるようになったり。
これらを含めて軽量アルミフレームは”完成”となるのではないでしょうか。
つまり、短い期間で終わりではなく、短い期間が終わると”完成する”、というイメージです。
軽量アルミフレームの耐久性の低さや”やれ”を感じる人はかなりの実力者なのでしょうか?
少なくとも、ヒルクライムレースで上位10%以内に入っているわたしのレベルではほとんど感じませんでした。
おわりに
軽量アルミフレームは耐久性の面で候補から外れがちかもしれません。
しかし、わたしのようなヘビーユーザーでも安心して十分に乗ることができています。
その上性能も高い!
最近ではCAAD12というもっと軽いフレームも出ていますよね。
わたしとしましては、軽量アルミフレームだからといってすぐに壊れるとは思いません。
企業もそんなリスクの高い商売はしないでしょう。
候補から軽量アルミフレームが外れてしまった方、今一度考えてみてはいかがでしょうか。
始めまして、たまたまこの記事を見つけました。CAAD10を所有しています。
(2010製)このフレームで落車経験はないのですが、破断しました。
部位は右チェーンステイエンド付近がほぼ全周にクラック、ほんの僅かに
繋がっている状態です。気が付いたのは2017年に新しいバイクに乗り換えて
売却しようとばらした際に発見し、剥離剤でクリア層を溶かしたらはっきり確認できました。乗っているときは気が付かなかったのでぞっとしましたよ。