ロードバイクのペダルはビンディングペダルを使うのが一般的ですよね。
初心者から上級者まで、みんなビンディングペダルを使っているように見えます。
ビンディングペダルを使うの一般的だ、とはわかっていても”危ないんじゃないの?”といった不安を感じている方も多いのではないしょうか。
ビンディングペダルを使うと、ペダリング効率が上がるというメリットもあります。
しかしその反面、もし事故が発生した場合に事故が重大かするというデメリット、リスクもあります。
今回はビンディングシューズ、ペダルの安全性・危険性について考察してみました。
ビンディングペダルは公道で使うには危険
わたしの周りのサイクリストのお話を聞いていますと、ビンディングペダルのメリットばかりを見ていて、デメリットをあまり見ていない方が多いです。
メリットとは、引き足が使えてペダリング効率が上がる、速く走れる、楽に走れる…、など。
むしろビンディングペダルはフラットペダルより安全だと言う人も多いです。
わたしの結論としましては、ビンディングペダルは競技用であり、公道で使うには危険であると判断しています。
そのため、わたしはレース以外ではフラットペダルを使っています。
トレーニングとしては不十分になってしまいますが、安全性を重視した結果です。
それでもレースでは上位10%以内には入っています。
実はビンディングペダルの効果は大きくない、とも言えますね。
どのような危険性が潜んでいる?
ビンディングペダルが安全だと言う人の主張としましては、足が外れないからペダルを踏み外すことがない、というものです。
たしかにペダルを踏み外すと転倒する可能性はありますよね。
一理あります。
しかし、それ以上に足とペダルがくっついたまま自動車と追突した場合、受け身を取りづらくなってしまいます。
ビンディングペダルには事故発生時に自動的に外れるというものではありません。
足から着地することがなくなるため、頭から落ちる可能性が高まります。
頭を打ってしまうと重大事故に発展する可能性は非常に高いと言えます。
事故発生時、外し方がわからずビンディングペダルを装着したままロードバイクごと救急車に運ばれる方を見たことがあります。
一刻を争う状況でもデメリットが大きいです。
事故発生リスクは発進・停止に多い
ビンディングペダルで一番事故が起きやすいのが、発進・停止です。
この場面で転倒する人を何度も見かけました。
走行中にビンディングペダルのせいで転倒するなんていうことはほとんどないと思います。
発進・停止で転倒するのはペダルを踏みぬく、うまくビンディングをはめられない・外せないためです。
発進・停止時の転倒であれば赤信号なので車も止まっている、危険はないと思われるのではないでしょうか?
たとえば、青信号になり発進時にペダルを踏みぬいて転倒したとします。
その後、車が赤から青いなるのを見越して減速せずに交差点に進入する。
このケースであれば、発進で転倒してしまったロードバイクは車と衝突してしまうのではないでしょうか?
フラットペダルはシューズの見た目が気になる…という方に
フラットペダルにするとシューズは普通のスニーカーという選択になりますよね。そうなるとロードバイクに乗っているのにこれからランでもするのか街でも歩くのか、そんなふうに見えてきます。
気持ちが乗らないんですよね。安全性はフラットペダルなんだけど、見た目が嫌でビンディングという方も多いと思います。
そこで、こんな商品があります。ノンロックのサイクリングシューズです。
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実際に私も使っています。Santicというメーカーのシューズです。
使い心地としては普通に良いです。見た目はサイクリングシューズそのものですし、スニーカーのようにある着心地も悪くないです。
フラットペダルで滑るなんていうこともなく普通に使えます。
おわりに
ロードバイクは健康的な乗り物です。
ロードバイクが原因でケガをしてしまっては身も蓋もないですよね。
わたしは”ビンディングペダルは危険だ!ただちに使用をちゅうしすべきだ!”と言っているわけではありません。
ビンディングペダルの危険性を十分に理解した上で使用していただきたいのです。
その心構えがあるだけで、自然と安全に対する意識が芽生え、事故リスクを低減してくれるものです。
また、わたしのようにレース以外はフラットペダルにしてしまうのもありです。
レースでなければ速く走る必要はほとんどないと思っていますので。
ビンディングペダルを使いたい!でも安全に乗りたい!というのであれば、車の通りの少ないところで使ってみてはいかがでしょう。
ヤビツ峠の場合、車の量も少ないし、スピードを出す車もあまりいないのでおすすめです。
速く走れることが一流のサイクリストではありません。
安全に乗ることができるのが一流のサイクリストです。
初めまして、3年前と今年に2回の大転倒をしてしまい、どちらも骨折しての手術となったライダーです。
20年ぐらい前から、ビンディング使用しています。車道から歩道へ移る際、またその逆で転倒し、発進・停止時ではなく低速でしたが、受け身が取れませんでした。1回目の受傷で色々調べると、競輪選手などは、転倒時にハンドルを握ったまま体を丸めて受け身を取るとか書かれていましたが、練習する機会もなく、2回目もほぼ同様の転び方となりました。
レースの出ることもなく、ストレスの解消目的のライドをしておりましたが、リスク・ベネフィットを考えるとレース以外のビンディング使用は、割が合わないと思えてきました。
現在、通院加療中ですが、フラペにしてまた乗ってみたいと思っています。
有用な、情報発信と思い。コメントさせて頂きました。
コメントありがとうございます。
お身体のほうは大丈夫でしょうか?大事になさってください。
わたしもビンディングペダルを一時期使用していましたが、どうしても「危険なのではないか?」という不安があり、フラットペダルに戻りました。
フラットペダルを使っていては速く走ることはできない、と悩んだ時期もありましたが、実際のところレースでの順位に差はほとんど現れませんでした。
むしろ、自由自在に足を動かせるフラットペダルのほうが疲れたときに踏む位置を変えてみたり、気軽に足首を運動させたりできて足のしびれや足つりの防止につながっていると感じています。
安全で楽しいロードバイク生活を送れることをいのっております。
自分もヒヤリしたことは数回あります。特に公道での危険はいきなりやってきます。せっかく条件反射で避けることができるケースでも足が外れないと死ぬこともあるでしょう。あれは完全に競技用の装備です。ヘルメットの重要性を説きながら あのペダルを肯定してる人って どういう思考回路してるのかな
コメントありがとうございます。
そうですね、ビンディングペダルは競技用として使うのが適切だとわたしも思います。
フラットペダルだから遅くなる、ということはないと思いますので、もっと色んな種類のフラットペダルが出てくれればなぁと思います。
安全性について、
「ヘルメットを被っていて良かった」は理解します。
しかし、実際に事故に遭ったとき、転倒したときに、
「ビンディングペダルで良かった」というケースはありますか?
コメントありがとうございます。
ご連絡が遅くなってしまい申し訳ございません。
事故にあったとき、転倒したときに『ビンディングペダルで良かった』というケースについてですが…。
わたしとしましては、そういうケースはないと思っています。
ビンディング装着で事故を起こして意識を失い、救急隊員が駆けつけるもビンディングの外し方がわからず自転車ごと搬送されたなど、困ったケースは聞きます。
ロードバイク初心者です。片道4km程度の通勤に購入しました。会社にはスポーツ自転車好きの先輩も多く、「ビンディングペダルにするといいよ」と何度か勧められていました。そんな矢先、雨の夜の帰宅途中坂を降った交差点で右折し切れずに派手に転倒してしまいました。幸い高校時代に柔道をやっていたお陰で咄嗟に前受け身を取れて、骨は全く異常はありませんでした。只、もしビンディングペダルで足とペダルが離れなかったらもっと大きな怪我をしていたかも知れません。
特に自分はレースに出るとかの目標がある訳ではないし、普通のペダルでもロードバイクは充分楽しいので、転倒や怪我に注意して今後も走りたいと思っています。
コメントありがとうございます。
私も普通のペダルでもロードバイクは十分楽しめると思っています。
怪我をしてしまっては楽しめなくなってしまいますからね。
安全第一で楽しんでいきましょう。
個人的にはSPDペダルよりもスニーカーの方が危ないなと感じますね…
逆張りみたいで申し訳ないです。
ロードバイク歴は10年でプラペ歴5年SPDペダル歴は5年です
最初のころは金欠ライダーだったのでフラぺを使い続けその後SPDに変えました。
まぁ本題のどうしてスニーカーの方が危険だと感じたかというと高速巡行をしていた時にスニーカーの紐がよくクランクランセットとチェーンに挟まってしまうときが頻繁にあったからですね。これって下手したら道路側に倒れてしまうんですよね。まぁ何が言いたいかっていうと「スニーカーなら安心」っていう慢心は持たない方がいいよってことですね。逆にSPDペダルでは練習したら今のところは立ちごけというものを経験していません。あとは、普段用の靴と自分は兼用して使っていたのですが汚れがすごいし足の内側のすり減り具合がひどいから靴の寿命を減らすことに直結するので逆に費用が高くなるんですよね。
SPDの利点としては、私自身引き足というものがすごく活躍しているなぁとかはあまりわからないですがSPDに変えたことによってタイムはかなり差が出ましたね。また同じ距離を走ったときの疲れ具合が全く違います。やっぱりこういった点はSPDは優れているなぁと感じました。あとは見た目もバチバチに変わるので純粋にやる気が上がりますよね。
でも主様もおっしゃってる通りデメリットも大きいものがあります。なのでメリットデメリット双方を考えたうえで、どちらを優先してフラぺかSPDかを選んだ方がいい思います。正直どちらとも転ぶ可能性というのはありますからね。私はSPDに変えてよかったと思う側の人です。
あとこれはフラぺ、SPD両方とも共通して言えることなんですけど、常にかもしれない運転は大事です。例えば狭いところは走らないや死角の多いところは極力避けるなど自分が注意できるところはたくさんあるので注意しながら余裕を持った運転が大事だと思います。
長々とすいませんでした。
貴重なご意見ありがとうございます。
私はスニーカーの時はチェーンに絡まらないよう、靴紐を靴の中に入れるなど対応していました。
また、最近ではAmazonなどでフラットペダル用のロードバイクシューズなどもあり、それを使っています。
見た目がビンディングシューズなのですがフラットペダルで使うことを想定されたものです。
もちろんフラットペダルなりのデメリットもあると思います。
固定されていない分、滑って踏み抜いてしまうなど。
最終的にペダル、シューズの安全性はご自身の判断によるかと思います。
ですが、あくまでも私としましては、トータルで見てフラットペダルのほうが安全と判断しました。
お互い、安全運転でロードバイクを楽しみましょう。
自治体系ロードレースに関わっていた時に、サイクリストの皆さんから色んなお話を聞かせていただきました。事故を経験した熟練者の人たちからよく聞くのは「まさか転ぶとは思ってなかった」「自分の腕前を過信していたかも」「咄嗟に(ビンディングペダルを)外せないとは思ってなかったショックだった」という話です。この記事のコメント欄でも「立ちゴケを経験したことがない」などと書かれている人がいますし、実際には転倒しても咄嗟に簡単に外す人も多いでしょう。でもそれは逆に言えば、そうじゃない場合があるという事に他なりません。何にせよ、レース中での単独事故と、平時の街中での事故では他人に掛る迷惑度という点では大きく違います。浅慮なべテランの発言を真に受けて「ダサいから」「舐められるから」などという理由でレース外でビンディングペダルを使用している初心者がいたとしても、その自称ベテランの方は何も責任は取ってくれませんしね。
コメントありがとうございます。
ビンディングの場合はとっさに外せない可能性が多かれ少なかれありますが、フラットペダルであればペダルが足から離れない可能性は0%です。
その分受け身の選択肢も増えますので、安全性についてはフラットペダルのほうが高いとは思います。
見た目は気になりますが、今はビンディングシューズ風のシューズもありますので、そちらを使うようにしています。
フラペだと自動車に追突されても受け身を取って安全性が優位に保てるんですね!
じゃあ、なんで自転車と自動車の事故で自転車側の死亡率が高いのかな?
小学生も年配も皆ビンディングで走行してるからかな?
個人的にフラペもビンディングも転倒なりコケたりして怪我をする可能性は0%じゃないからビンディングを危険視する事は間違ってますね!
ゴキブリさん、それは屁理屈です。
ロードバイクと一般の自転車では状況も違いますし、そもそも総数が違います。
頭が悪く見えますので、もう少しまともなご意見をお願いします。