片道15km、時間にして45分程度かかります。
そこそこレベルのサイクリストから見れば、なかなかいい距離、いい運動ですよね。
そんなわたしも少し昔は会社まで徒歩でした。
徒歩15分、会社のすぐそばに住んでいてぎりぎりまで寝ていることができました。
それなのになぜあえて通勤時間を長くしてまで会社から離れた場所に住むことにしたのか。
そこにはいろいろな考えがありました。
今回はわたしがロードバイク通勤をはじめた理由について書かせていただきます。
苦痛な通勤を楽しい趣味にしてしまおう!
毎日通勤時間が15分だなんて、世間一般の方からすればうらやましい話ですよね。
誰もが通勤は楽をしたいと思い、駅の近くに住もうと考えます。
楽をしようとした結果、高い家賃や住宅ローンに悩まされている方も多いのではないでしょうか。
わたしは苦痛である通勤を趣味にしようと考えました。
通勤手段に自転車をえらび、自転車も楽な電動自転車ではなく、スポーツとして楽しめるロードバイクにしました。
その結果、楽ではありませんが、スポーツをすることで苦痛だった通勤が楽しくなりました。
どんなに仕事が忙しくても、毎日ぜったいに趣味の時間が確保できますので、とても充実した日々が送れています。
スポーツをすることで健康になる!
いまはヒルクライムレースで上位10%内にいますが、すこし前のわたしは体重が80kgのぽっちゃり(〜ふとめ)な感じでした。
ちなみに身長は173cmです。
体脂肪率は25%ぐらいだたったでしょうか?
体重計には”やや肥満”と表示されていました。
お酒は飲みませんがタバコは吸っていましたので、不健康な部類にいました。
ロードバイク通勤をはじめてからというもの、みるみる体重は落ちました。
70kg台、60kg台とすすみ、今では50kg台です。
体脂肪率も10%前後になりました。
せっかくそこまで身体を絞ったので、ヒルクライムレースに出場することも趣味にしてみました。
好成績を残そうと、タバコもあっさりとやめてしまいました。
自転車にはまりすぎて、“タバコの依存性 < 自転車”になっていたんですね。
通勤手当が浮いてお金持ち!?
これは注意が必要です。
かならず会社の規定をよく確認してください。
不正に申請した場合は罪に問われる可能性もあります。
わたしの会社では、通勤手当は通勤手段にかかわらず、最短の公共の交通機関を使った場合の金額が支給されます。
健康のために自転車を買って通勤したほうが損してしまいます。
そうなると不正に申請してしまう人も出てくるかもしれませんね。
これは通勤手当の不平等をなくすための会社の方針である、とわたしは解釈しました。
なので、わたしは自転車通勤でもしっかり通勤手当が支給されます。
わたしの会社では毎月3万ほどの通勤手当が支給されます。
年にして36万円です。
年収にして36万円アップって言ったら大事件ですよね!
しかも通勤手当は非課税です。
手取り年収で36万円アップは、額面で50万円アップに近いです!
それなりにお高いロードバイクでも、1年走って仕舞えばもとが取れてしまいます。
入社してから定年まで35年働くとすると、36万円 x 35年 = 1,260万円!
この金額を貯金しようとすると、10年〜20年かかりますよね。
おわりに
今回の記事ではロードバイク通勤することのメリットを書かせていただきました。
ざんねながらいいことばかりではないことも事実です。
それでも、総合的に見てロードバイク通勤はメリットの方が多いとわたしは思いました。
実際、わたしはたくさんの恩恵を受けています。
会社の事情などもいろいろ絡んでくるので一概に今回お話ししたものがみなさんにもそのまま適用されるかはわかりません。
通勤が退屈だ、そう考えていらっしゃる方は一度ロードバイク通勤を視野に入れてみてください。