ロードバイクのポジションはとても重要な項目です。
みなさんは自分に合ったポジションにできていますか?
ポジションには大きく分けると2種類のポジションがあります。
猫背にして乗るか、おじぎのようにして乗るか、この2種類です。
一般的な乗り方は前者であり、9割を占めているのではないでしょうか?
今回は後者のおじぎ乗り、やまめポジションと言われるものについて考察したいと思います。
やまめポジションとは?
ロードバイクに乗っている多くの方が猫背にして乗るポジションのはずです。
最初にロードバイクを購入したときも、ショップの人がロードバイクを組むときにそのポジションとなるようにセッティングしているはずです。
そのポジションでの乗り方も教わることでしょう。
一方、やまめポジションは猫背とは真逆で、背筋をピンと伸ばし、身体全体を前傾させた、おじぎをするようなポジションとなります。
やまめポジションのパイオニアである方が作成した書籍、”自転車の教科書”は私も一読しました。
一言で言うと、”柔のポジション”と表現するのがしっくりきます。
ロードバイクに乗る姿勢は気にする必要なし
これはわたしの話ではありますが、基本的にわたしは乗り方はあまり意識はしていません。
わたしが気にするポジションは駆動系、つまりサドルの高さや前後の位置、クリートの位置、この程度です。
ハンドルの位置や背筋が猫背か伸びているか、骨盤が立っているのかとか、そういうことは気にしていません。
要はペダルを効率よく踏めるか、回せるか、それだけなのです。
ゆえに、やまめポジションがいいとか悪いとか、気にする必要はないのです。
やまめポジションは少数派です。
何かわからないことがあっても聞ける人は少ないです。
初心者の方であれば、まずは一般的な乗り方から始めましょう。
おわりに
多くの人がテクニックの面で速くなりたいと考えているようですが、そのほとんどの要素がロードバイクにあります。
ロードバイクの乗り方を極めたとしても、そこまで大きな差はないんじゃないかとわたしは考えています。
効果がないわけではないのですが、初心者の方が意識しても得られる結果は小さいはずです。
テクニックで速くなりたいのであれば、まずは身体を鍛えて筋力で速くなったあとに考えることをおすすめします。