これからロードバイクを始めようとする方へ
ロードバイクは普通の自転車(いわゆるママチャリ、シティサイクル)とは違い、かなりスピードの出る乗り物です。
始めたばかりの方でも、コンディションがよければ30km/h以上出ることもあります。
この速度は原付と同じぐらいのスピードになりますね。
そんなスピードの出る自転車なので、万が一の事故を想定しておかなければなりません。
事故を想定したとき、一番守らなければならないのは頭部。
ロードバイクに乗っている人は9割以上の人がかぶっていますね。
今回は初心者の方向けに、おすすめのヘルメットをご紹介します。
おすすめヘルメット OGK KABUTO
OGKはわたしが一番おすすめなメーカーです。
それは以下の理由です。
- コストパフォーマンスが良い
- 日本人の頭の形にフィットする
性能に対して価格が適正、というかコスパが良いです。
そして、いろいろなメーカーのヘルメットを使ってみましたが、OGK KABUTOのヘルメットが日本人の頭の形にフィットします。
といっても頭の形は人それぞれなため一概には言えませんが、無難であると言えるでしょう。
自転車のパーツはショップでは取り扱っている種類が少なく、ネットショップを使うことが多々あります。
そんな中で、無難なものというのがやはり重宝されますね。
それでは、OGK KABUTOのヘルメットについて、わたしのおすすめを紹介します。
万能で無難な”REGAS-2 (リガス2)”
これは鉄板と言えるでしょう。
ロードバイク初心者・入門であればこれを買えば間違いなしです。
人気の製品なのでしょう、レディースもあります。
リガスの良いところは、バイザーがつけられることです。
ほとんどのサイクリストの方はこのバイザーを使いませんが、わたしはバッチリ使用しています。
真夏の日差しの強い日は、男性でも紫外線対策はしたほうが良いです。
“日焼けくらいへっちゃらだ!”というやんちゃな男の子が多いかもしれませんが、長くロードバイクを続けていくのであれば、それが積もりに積もってお肌がボロボロになります。
現に、お肌ボロボロなサイクリストの方をわたしは数多く知っています。
肌だけではなく、紫外線は目にも悪いです。
そんな時に活躍するのがバイザーです。
これがあるだけでかなり違います。
これを装着することができて、かつ付属しているヘルメットというすばらしさ。
デザインもそこそこ良いためおすすめです。
低価格でオールラウンダーな”LEFF (レフ)”
初心者、入門の方は”ロードバイク始めてみたけど、正直長くつづけられるかわからない…”
そう考える方は多いでしょう。
となると、万が一を想定して初期投資は安全に極力抑えておきたいところですよね。
そんな方におすすめなのがレフです。
低価格なヘルメットであり、いわゆるガチガチなサイクリスト向けのヘルメット、という感じではないです。
それがデメリットでもありますが、逆に言えば街乗りにも適していると言えます。
こちらもバイザーがつけられます。
低価格なヘルメットであれば、FIGO(フィーゴ)という製品もあります。
こちらの製品のほうが、売れ筋の製品かもしれません。
実際にロードバイクに乗っている人で多く見かけます。
(わたしは少々デザインが好みではありませんが)
こちらも価格だけで見ればおすすめですが、バイザーをつけられません。
しかし、ここまでバイザー推しなのはわたしだけかもしれません…。
安全マージンを見積もった”SCUDO-L2(スクード-L2)”
この製品を推すのは、もしかしたら全サイクリストの中でわたしだけかもしれません。
この製品の最大の特徴は、SGマークが付いているところです。
原付とかのヘルメットでSGマークを見たことないでしょうか?
このSGマークは、ある一定の安全基準を満たした製品のみにつけることが許されるものです。
SGマーク(エスジーマーク;Safe Goodsの略)は、消費生活用製品の安全性を認証する任意の制度である。対象となる消費生活用製品は、乳幼児用製品、福祉用具、家具、家庭用品、厨房用品、スポーツ用品、レジャー用品など100品目を超える。[1]。対象製品ごとに基準(SG基準)が定められており、基準に適合していると認証された製品に対してはSGマークが表示されている[2]。
自転車のヘルメットは風通しをよくするために、スカスカなヘルメットが多いです。
正直、あれで本当に頭部を守れるのかと不安になることがあります。
そんな中でSGマークをつけている数少ないヘルメットなんです。
(ちなみに子供用ヘルメットもSGマークはついています)
スピードの出るロードバイクで事故が怖い、何よりも安全に乗りたい!という方は、安全マージンを見積もったこちらのヘルメットがおすすめです。
おわりに
以上、わたしが初心者におすすめしたい、OGK KABUTOのヘルメットでした。
OGK KABUTO以外にも、BELLやGIROといった、有名なヘルメットのメーカーがありますが次の機会にでも。
最後にデメリットを書きますと、デザインは悪くないのですが、なぜか見た目が”キノコ”っぽくなってしまうことが多いです。
他のメーカーでもそうなることはありますが、OGK KABUTOはそうなる確率が高いように感じます。
(横から見るとそうでもないのですが正面から見ると…)
あえてOGK KABUTOをおすすめしたのは、やはりなんといっても日本人の頭部にフィットしやすい、というところですね。
ロードバイクはどこか一箇所不快なところがあると、それが気になってしまいパフォーマンスが出なくなってしまうものです。
初心者の方には、最初は初期投資をおさえつつ、フィット感を重視してほしいのです。