cannonadeのCAAD10といえば、それなりに安価ながらもカーボンフレームを凌ぐほどの性能を持つアルミフレームとして有名です。
それとは別に、もう一つの有名な面も持っています。
それは、BB30の異音問題です。
(どうでも良い話ですが異音を変換しようとすると、いつもイオンが出てしまいます)
例に漏れずわたしもBB30異音問題に直面した1人です。
今回はわたしのBB30異音問題の発生から修理についてお話しさせていただきます。
BB30異音問題とは?
まずはざっくり、BB30の異音問題についてご説明します。
BB30とは、cannonadeが規格化したBB規格です。
これを採用するこでBB周りの剛性が高くなり、より一層速く走れるようになるというものです。
しかし、このBB30には欠点があり、BB内に異物が侵入しやすいのです。
BB内部に異物が侵入し、それが音鳴りの原因になります。
異音は”パキパキ”、”カチカチ”、”ギシギシ”、”ギコギコ”、こんな音がします。
音はペダルを踏み込む時、クランクを回す時に発生します。
こんな症状が現れていませんか?
それはきっと”BB30異音問題”です!
BB30異音問題が発生!
CAAD10を購入してから数ヶ月してから発生しました。
もう本当に長い付き合いです。
発生する傾向があるのでしょうか。
わたしの場合はヒルクライムをするとよく異音が鳴り出します。
異物が〜などと言われますが、異物系はカチカチ、パキパキと音が鳴るようです。
異物じゃない場合はギシギシ、ギコギコ系ですね。
最初はパキパキ、カチカチ系の音でした。
修理方法はインターネットで検索すると山のように出てきます。
しかし、BBの修理はそれなりに注意が必要です。
圧入やらクランクをハンマーで打ち抜くとか、少し間違えるとフレームにダメージを与えかねません。
なのでわたしはショップに持ち込みです。
BB30異音問題の修理
ショップの人に修理してもらいました。
修理方法はBBを一旦取り外し、グリスを塗り直し、ベアリングを交換し…。
ちなみにショップ店員さんが言うには、たいていの場合はベアリングを交換することで異音問題は解決するそうです。
CAAD10に搭載されたBBのベアリングはあまり良くないベアリングなのだとか。
これを日本製のものに変えると異音発生頻度がぐっと下がるそうです。
BB30異音問題に悩まされている方は一度試してみてください。
…わたしはまだ続いていますが。
というわけで、わたしはこんな修理をもうかれこれ5,6回やっています。
フレームもそれなりのダメージを受けてそうな気がしますね。
今後の方針
わたしはもうBB30異音問題と付き合っていくのに疲れました…。
剛性が上がるといったメリットがあり、アルミながらもレーシングバイクとして活躍してくれたCAAD10
もうここらが限界なのではないでしょうか。
かといって新しいロードバイクを買うための資金は…。
次の手としては、BBにアダプタを取り付けシマノのクランクを取り付けようかと思います。
この方法はかなりデメリットも多いのですが、BB30異音問題が頻発し、解決しないのであれば仕方がないですよね。
おわりに
結論から言うと、BB30は本当にやめたほうがいいです。
最近ではBB30でもPF30と言われる、少しだけ違う規格になっていて、異音問題はわりと改善しているようですね。
ここ最近のロードバイクはほとんどがBB30です。
BB30を選択しない、という選択ができません。
なので、せめてもう少しBB30が進化してからロードバイクを買い替えたいと思います。
そのためにも、アダプタを取り付けてシマノでしのいでいこうと思うのです。