ロードバイクに乗る上で、重要なのがポジションセッティングです。
ポジションセッティングの中でもサドルのポジションが間違いなく一番重要です。
サドルポジションは大きく分けて高さと前後位置、この2つのセッティングがあります。
以前はサドルの高さの決め方についてご紹介しました。
今回はサドルの前後位置の決め方についてご紹介させていただきます。
サドル前後位置は膝をまっすぐおろせる位置に
サドル前後位置のポジションの基本は、膝をまっすぐ下におろせる位置、になります。
ペダルは1時〜3時までの間にもっとも力を入れます。
この1時〜3時の間にもっとも力が入るようポジションをセッティングします。
サドルの前後位置の決め方
サドルの前後位置を合わせるのは下記の手順になります。
ペダルを3時(前輪側)の方向に合わせます。
サドルにまたがり、足(拇指球)をペダルに置きます。
糸に重りをつけたものを用意し、ペダルに垂直になるようにします。
糸が自分の膝の内側のくぼんだところに一致するか確認します。
一致しなければサドルの位置を前後に動かします。
1〜5の手順を繰り返し、4で糸と膝の内側のくぼみが一致するまで繰り返します。
サドルの前後位置については、サドルの高さを変更することでも変わってきます。
なので、比較的多くの場合はサドルの高さと前後位置、両方を同時に調節することになります。
おわりに
サドルの高さと前後位置、それぞれを細かく設定してベストなポジションを探してみてください。
サドルのポジションをしっかり合わせることができれば、お尻の痛み、しびれ、ひざ痛などが改善する可能性があります。
もちろんペダリング効率も向上し、速く走れることにもなります。