ロードバイクの世界では軽さは正義です。
この軽さについては、重量なんて関係ない!などと言う方も少なくありません。
わたしの結論としましては、平坦ならともかく、登りでは重量が速さを決めると考えています。
ロードバイクはとても高価な乗り物です。
軽量化するとなるとさらにお金がかかりますよね。
わたしは家庭を持っていますのでそんなに多くおお金を自転車にかけることはできません。
今回はわたしなりのお金をかけずにできる軽量化の方法についてご紹介します。
軽量化は軽いフレームを購入するとコストパフォーマンスがよい
ロードバイクの軽量化で考えられることといえば、軽いフレームを使う、軽いコンポーネントを使うのが基本です。
ハイグレードなロードバイクの完成車重量は6kg台というのが一般的です。
当然ながら、金額は30万円〜50万円ぐらいになります。
ロードバイク初心者の方からするととんでもない金額ですよね。
フレームは数十万円単位ですが、数kg単位の軽量化が期待できます。
コンポーネントは数万円単位で数百g単位の軽量化が期待できます。
そのため、コストパフォーマンスを考えると高いフレームを買ったほうがお得なのです。
しかし、現実では30万円以上するフレームなんて買えない!という方のほうが多いでしょう。
わたしたちサイクリストならともかく、家族の同意を得るのはむずかしいですよね…。
お金をかけない軽量化の基本は”持ち運ばない”こと!
軽量化といえば、高いフレームを買う、高いコンポーネントを買う、というように、お金をかけることが前提です。
しかし、ここはあえて発想を変えてみてはいかがでしょうか。
わたしはよくヒルクライムレースに参加しています。
アルミのロードバイクに乗っていますが、成績は上位10%以内です。
そんなわたしの軽量化はというと、とにかく物を持ち運ばないことです。
短時間のヒルクライムレースにボトルは不要
水分補給のボトルのことです。
大きなヒルクライムレースは5,6月、9,10月あたりに開催されます。
汗を大量にかくような時期ではありませんよね。
ボトルには水が700ml程度入るものがほとんどです。
ヒルクライムレースはその人の速さにもよりますが、1時間30分〜2時間程度で走り終わるのが一般的です。
その程度の時間ならボトルを満タンにして持ち運ぶ必要はありません。
保冷効果のあるボトルなど、性能の高いボトルも不要です。
山の上は夏でも寒いくらいなので、水がぬるくなることはありません。
そういったものは若干複雑な仕組みになている分、重いです。
わたしはボトルとボトルケージを外しています。
万が一に備え、150ml程度の水を小さなプラスチック容器に入れて持ち運んでいます。
パンク修理道具は軽いものを選ぶ
空気入れも重たい持ち物です。
空気の入れやすさよりも、とにかく軽いものを選びます。
100g程度のものもたくさんあります。
パンク修理の道具はチューブではなくパッチだけ持ち運ぶのがよいです。
つまりパンク修理道具の軽量化というわけですね。
パンク修理道具を持ち運ばない、という方法もありかもしれません。
レースなどでは道路の路面状況が良いことが多いです。
そのため、パンクリスクも少ないことでしょう。
ただし、パンクしてしまい走行不能、登ることも降りることもできなくなってしまった!という状況になるかもしれません。
最後まで走る、というのはサイクリストとしての責任だとわたしは思っていますので、パンク修理道具だけは持ち運びたいですね。
おわりに
わたしは家庭持ちのサイクリストであり、最近マイホームを購入したばかりです。
こういう時、趣味であるロードバイクへの投資は削減されてしまいますよね。
それでも!ヒルクライムレースで好成績は残したいものです。
何もせずお金持ちのサイクリストに負けたくはありません!
お金をかけない軽量化でこれからも上位10%…いや、上位5%を目指していきたいと思います!