ロードバイクのサドルは小さくて固いですからね。
そんな痛みをやわらげようと、厚いパッドの入ったやわらかいサドルにたどり着くことはないでしょうか?
わたしもやわらかいサドルなら痛みが軽減されるのではないか、そんな夢を抱いていた頃がありました。
いくつか試しましたが、なかなか改善できるサドルにめぐり合うことができませんでした。
そんななかで、わたしがもっともおすすめするやわらかいサドルについてご紹介します。
お尻の痛みが強ければフィジークのアリアンテがおすすめ
谷型形状でお尻を面で支える
フィジークというメーカーが発売しているサドル”アリアンテ”は谷型のサドルです。
谷型のサドルはお尻の形状に合わせた形になっていますので、点ではなく面で身体を支えることになります。
1点に体重が乗らず、面で分散されるためにお尻の痛みの軽減が期待できます。
一般的に谷型形状だとポジションを移動させるのに不向きとされています。
しかし、このアリアンテであれば他のものよりは柔軟性があるように感じました。
アリアンテはコンフォート系、レースに若干不利?
このフィジークのアリアンテはコンフォート系という、快適性を追求したサドルになっています。
快適性を追求しているために、パッドは厚めです。
そのぶん重量も少しだけ重くなるのでレースには若干不利ですね。
といっても微々たるものですが。
わたしとしましては、レースだとお尻に痛みが出ると、痛みを和らげようとしてパフォーマンスが落ちてしまうことがありました。
なので重くなっても痛みの出ないものを使うことのほうが大切だと思います。
パッドが厚ければ痛みが出ないわけではない
必ずしも厚いやわらかいサドルであれば痛みから解放されるわけではありません。
過去にGELたっぷりのサドルを使った事がありますが、逆に痛みが増えました。
GELはやわらかいイメージですが、パッド、スポンジのほうがやわらかいんですよね。
そのせいで結局お尻が点で接することになり痛みが…。
わたしはパッドのちょっとした固さ加減ですぐ痛みが出てしまいます。
おわりに
お尻の痛みから解放されたくてサドルをいくつも購入してしまうこと、あると思います。
そういう場合はいきなりガツンといいサドルを買ってみましょう。
フィジークのアリアンテは本当にいいサドルです。
初期投資の効果は期待できるとわたしは思います。